英国を代表する名優のひとりとして名高いイアン・マッケラン卿=写真(「デイリー・テレグラフ」紙より)=が、俳優として頂点を極めた者にはゲイである人が非常に多く、その理由を「とても長い間ストレート(非同性愛者)である振りをしてきたため、演じるのが上手くなった」から、と説明したという。「デイリー・テレグラフ」紙が伝えた。
現在73歳で「サー」の称号も持つマッケランさんは、自分が若い頃は、同性愛者であることを公にできるような時代ではなく、そのため40代になるまで『カミング・アウト(同性愛者であることを公表)』しなかったという。
現在マッケランさんは、演劇活動のかたわら学校を回り、同性愛差別撤廃に取り組むキャンペーンとして、平等であることの大切さを児童らに訴える試みを行っている。
同氏はロンドン北部にある小学校「Acland Burghley」校を訪問した際、自分がゲイであることは「いつも自覚していた」とコメント。
「当時はグレアム・ノートン(人気のゲイ司会者)がテレビに出ているなんてこともなく、ゲイの国会議員もいなかった…だから私はそうした自分の部分を切り捨てる努力をし、自らを隠した。自分が自分らしくあることが間違っていると思ってしまったから、そうする他ない」と訴えた。
そして、素晴らしい英国人俳優の数々はストレートである『振り』を長期に渡って強いられたため、演じることが得意になったと、児童たちを前に熱弁をふるった.
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